時は大正、日本。
社会変革、自然災害や騒動、
そして世界を巻き込んで行われた戦争が
起こったことにより、
日本は混濁に包まれていた。
そんな中、自身を「アマテラス」
と称する者が現れた。
「全てのものに、平等に光を与える」
彼の宣誓は人々を魅了し、
忽ち人々に尊敬されていった。
_しかし。
彼の"平等"には例外があった。
妖怪。
人の理解を超える奇怪で異常な現象を起こしたり、
不可思議な力を持つ非日常的、非科学的な存在。
それだけがアマテラスに見放されていた。
それに不快感を抱いたある者は、
自身を「ツクヨミ」と称した。
「全てのものに静けさと安らぎを」
妖怪は彼に魅了され、
忽ち彼は尊敬されていった。
ここまで読んでくださって
ありがとうございます。
少し説明を加えなければならないと
判断した点に関して、
軽くご説明させていただきます。
時代背景は大正と設定致しましたが、
洋服を着る文化はまだあまり発展していません。
"和服を着る人しかいない大正時代"
と考えていただければ幸いです。
この企画は、日本神話をもとに
形作られています。
都合上本家とは違う点が幾つか
見受けられますが、どうかご了承ください。
基本的に2つの組織の対立関係
を掘り下げる企画となっています。
キャラクター同士の喧嘩、争いを
見たくないと言う方には推奨できません。
それぞれの組織については
別ページで説明させていただきます。